野地温泉ホテルは、福島市土湯温泉郷からさらに20分ほど
上ったところにあり、福島市街地の美しい夜景を望むこと
ができる高原に位置し、ブナの原生林に囲まれた静かな一軒宿となっている。
東北の美湯といわれ、湯船の種類が豊富で湯巡りが楽しめる。
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いつでも固定的に入浴できる浴室としては、男性大浴場の「剣の湯」、女性大浴場「扇の湯」があり、
いずれも、サウナが付随しており、広さも十分だ。
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更に、女性大浴場「扇の湯」には、女性専用露天風呂「羽衣の湯」が付随しており、いつでも利用できる。
また、本ホテルでは時間帯により男性女性が入れ替わる浴場として、3つの浴場がある。
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その1つとして、おもしろ露天風呂「天狗の湯」がある。ここは、檜のうち風呂と露天風呂がつながっており、
本ホテル最高のお風呂である。うち風呂は温度が高めであり、露天風呂は外気のせいもありややぬるめとなっている。
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この露天風呂「鬼面の湯」と次の檜風呂「千寿の湯」は、対となって男女が入れ替わる。「鬼面の湯」は、
一番高いところにあり、石でかこまれた露天風呂となっている。お湯は一番ぬるめとなっており、
湯船も浅く長時間の入浴に向いている。
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檜風呂「千寿の湯」は、本ホテル発祥の湯船である。天井には陰陽物がかざってあり、どきりとさせられた。
湯船のそこから源泉が湧き出しており、湯治場としての情緒があふれている。
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ここの入浴料は大人800円と高めだと思っていたが、湯上りお休み処「炉端」という立派な休憩所があり、外来入浴でも利用可能となっていた。
利用時間は10:00から15:00となっているが、16:00までは開放されていた。
のんびり休憩しながら、湯巡りができ1日楽しめることを考えれば、料金的にはかなり格安となっている。
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